株投資は推理小説と似ている

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現実的な投資方法:実利を出せるのが株式投資−小泉鉄造

  株式投資では今後成長していく企業、株価が上がっていく銘柄に投資を考えます。投資を考えた業種または企業がどこまで成長できるのかを予想して投資できるかどうかを判断していきます。

  推理小説でも先々ストーリーがどのように展開していくのかを予想しながら読んでいきますが、思った以上にストーリーが変化していくとなおさらどのようになっていくのかが気になってますます読み進んでいきたくなります。推理小説を読みながら登場人物でも自分が主人公の立場になり読み進んでいきながらスリルを味わうことができます。ですがこれはあくまで文字で書かれた本の中で味わうことができるスリルと興奮です。

  推理小説では主人公のような立場で読んでいくことができますが、株式投資では投資家自身が主人公です。推理小説はお話の世界です。またどのように展開しようが読み終えてしまったならその時点で完結します。推理小説のページ数は決まっていますので最後には結論がわかります。

  投資家自身は実際に株式投資を行っていきますので実際に利益が出せたり損をする場合もでてきます。また推理小説のように読み終わったならそれでお仕舞いということはなく、投資を行っていっている以上はまだ株式投資でのストーリーは終わったわけではありません。投資家自身が投資できる年月は何百年もできるというわけではありません。自分の年齢からみて後何年くらいできそうかということはおおよそ検討がつきます。また推理小説を読み終わるように株式投資をやめる時期でも自分でいつやめるかを自分自身で判断できます。その時点が自分の投資年月を終わった時期ですので推理小説ならば本を読み終わった時点と同じことです。

  株式投資では投資する企業の現在の実情と将来性を見て投資判断していきます。これは企業の未来を読むということです。

  推理小説を読んでいくということは先々のことを想像しながら読んでいくことですから株式投資で企業の未来を読むことと同じことでもあります。株式投資推理小説の共通点は先々を予想していくことです。

  投資しようとする企業に関してはいろいろな角度から検討していかなくてはいけません。業種で電力企業なら今後中国ではどこまで伸びていける業種なのか、5年程度なのか、はたまた今後50年、100年伸びていくのか。伸びていくとしても高い成長率で伸びていけるのか、一定の供給量が確保できた後は低成長に移っていくのか。投資しようとしている電力企業は他の電力企業に比べどこが優れているのか。地域密着型の電力企業と中国全土で電力発電所を建設している企業とでは投資の仕方も変わってきます。配当利回りでも投資できる企業なのかも検討していくことが大事です。また無償株を発行しそうな電力会社かどうかによっても将来の持ち株数が違ってきます。他の業種と電力を比べていくことも投資では必要です。電力よりも他の業種に投資妙味があるようでしたら再度投資を検討しなおさなければなりません。このように考えますと推理小説より考えることが多く複雑になってくるのが株式投資です

  推理小説株式投資では現実で大きな違い、差があります。推理小説は読んだらお終いですが、株式投資で投資の読みが当たったなら大きな利益を得て実際に億万長者になることができるということです。